第3回放蕩工匠杯〜Prodigal Artificer Cup 3rd〜は、2009年8月29日に開催されました

第4R 決勝戦 Mirroir Magique vs Tezzeret Stax


前回のデッキ賞が、まさか優勝してしまうとは・・・素晴らしすぎる!
今回、本当に"日本で2番目にMirroir Magiqueを愛していると噂のデッキ所持者"が本当に動画解説してくれましたので、以下に引用してみたいと思います。ありがたや〜(-人-)ナモナモ

デッキの簡単な解説をします
市販占いの独楽(以下ぽま)は
通常のドロー操作の他にもキモい使い道があります。(後述)

禁忌の果樹園はただの5色出る土地です

おっとここでキーカードであるチャネルをブッパ
とりあえず簡単にチャネルの能力をおさらい
1点のライフを支払うことによって、無色1マナを加えることができます
この能力はターン終了時まで使用することができて
特殊な行動でスタックを用いません(詳しくはググれ)
とりあえず、このチャネルの能力を悪用して、この後ひどいことをします

万華石ですね。オリジナルレシピには入っていなかったのですが
戦場に出たときのドローとチャネルによって得たマナを色マナに変えることができます

ぽま2枚目

キーカード第二段死者の鏡
ゲームの敗北をトリガーして誘発するという珍妙な能力で
断片発売時からどうにかして悪用できないかと研究されていた?カードです

ここでぽまの能力をがしがしとスタックに乗せます
スタック乗せる→チャネルでマナを出してライフ0をにする
死者の鏡を誘発→解決してライフを20点にしてカードを7枚引く
場がまっさらになったところで、各種スタックを解決という流れになります

今回は(ぽまを)下から見る→引く→見る→引く→見ると積んだのでしょうか
今回は抵抗の宝球で余分なマナが必要でしたが、本来は大体10マナくらいを次のループに持ち越せます

この時点でのマナはWUBRG2の合計7マナ
ぽまのドロー能力は、引いた後にぽまをライブラリの上に戻す能力なので
戦場にぽまがないので実質タダで引けるのと同じことになります
こういう細かいルールの穴や、コンボを使って回答にたどりつくのが、このデッキです

端から見ていると強そうに見えないこともないのですが
使ってる側からするとただの綱渡りです、勝ちたければ普通のデッキを使ってください

相手にカットを求めるのが一番苦しい瞬間
1回目ならともかく、2回3回となると・・・

ここでダメ押しのオアリムの詠唱
本来であれば必要ないのですが、引いたのと万華石でWが余ってるから打ったのかな
彩色の星も基本的にマナフィルターとして用いますが
チャネル状況下では貴重な色マナ発生源です
LotusからRRRを発生させ、マナプールのUと1マナで神秘の教示者
死者の鏡の7ドロー後に神秘の教示者を解決して
ケアヴェクの火噴きを積んでそれを打って、このゲームはほぼ勝ちでしょう

このように、チャネル状況下で死者の鏡を誘発させて
その間にフィニッシュ手段を探して相手を倒すデッキです
何故にフィニッシュ手段がケアヴェクの火噴きなのかというと
この状況をひっくり返せる唯一のカードが誤った指図のみなためです

このデッキを見て
チャネルで20点のライフを支払うのにスタックで死者の鏡を壊せば勝てるだろうという意見がありますが
そもそも優先権を渡すタイミングがないので、死者の鏡は壊すことはできません

もうひとつ勘違いされやすいのが
チャネルの能力は『ターン終了時まで』使用することができます
死者の鏡で敗北を置換してもターンが終了するわけではないので注意です


・・・以上、チームMMY総帥の解説でした。